• 私たちの実現したいこと

    課題とミッション

    さまざまな傷を抱える子どもたち

    親との離死別、ネグレクト、虐待などの事情から、家族と離れ、児童養護施設等で暮らす子どもたちは日本全国に3万人以上。児童虐待の相談件数は年間10万件を超えました。本来家庭で温かく見守られ、抱きしめられ、無条件に信じられる人々に囲まれて暮らすべき時期に、たくさんのつらい経験をして、たくさん傷ついている子どもたちがたくさんいます。

    子どもたちに必要な「安心できる居場所」と「生きる力」

    彼らが自分自身を大切に、これからの社会で生きていくためには「安心できる居場所」と「生きる力」が必要です。安心してできる環境で、信頼できる人に囲まれて、「自分を好きになる力」を育むことが、彼らの心の傷を癒し、意欲と力を引き出し、自分と他人を信用することにつながります。そしてその「自分を好きになる力」を土台に「生きる力」を身につけていくことが、彼らの未来につながります。

    子どもと周りの大人をサポート

    「安心できる居場所」と「生きる力」をすべての子どもに。それが私たちのミッションです。そのために、「信頼できる大人」との継続的で安定した関係と、「生きる力」を育むための様々な教育面のサポートを、さまざまな状況で苦しんでいる子どもたちに届けます。また、そのために、子どもたちの周りの大人たちも支えていきたいと考えています。

  • 私たちの目指す姿

    "第三の大人"による、安心できる居場所づくりと生きる力の育成

    HUG for ALLの支援イメージ

     

    HUG for ALLは信頼できる"第三の大人"の存在により、子どもたちの「安心できる居場所」づくりと「生きる力」を身につけるための教育支援を行います。
    HUG for ALLサポーターは、子どもたちにとっての「信頼できる大人」として継続的な関係を構築し、子どもにとっての「安心できる居場所」のひとつとなることを目指します。また、その信頼関係を基盤に「生きる力」を身につけるための支援を行います。さらに、子どもを育て、子どもたちの日常に寄り添う養育者に対しても、業務支援や情報共有などの支援を行い、子どもたちの日常が、より一層「安心できる」環境になるようにサポートしていきます。

  • 私たちの活動①

    児童養護施設のこども向けサポートプログラム

    学習支援プログラム

    基礎学力・学習習慣の定着

    市販のタブレット型教材を活用し、月1~2回の訪問型学習と、毎日の学習の見守りを行います。子どもの状況に応じて目標を設定し、学習習慣の定着から学力向上までをサポート。小さな成功体験を積み重ねることで、学習への自信や興味を引き出し、基礎学力の定着を支援します。

    多様な体験プログラム

    「得意」や「好き」の発見

    子どもたちそれぞれの可能性を見つける、アートやサイエンス、対話を中心にした体験プログラム。継続的な実施も、単発の実施も可能です。子どもたちの「得意」や「好き」を見つけて伝えることで、将来の進路選択につながる自信や興味関心を引き出し、子どもたちの可能性を拡げます。

    進路選択サポート

    進学・就労の相談と支援

    将来のキャリアを見据え、進学先や就労先の選択支援を行います。子どもたちそれぞれの個性・特性に合わせて、学校見学や仕事見学などもアレンジします。また、選んだ進路に応じた受験や就労の支援も行います。受験指導や面接練習など、施設や子どものニーズに合わせて対応します。

  • 私たちの活動②

    児童養護施設の職員の方向けサポートプログラム

    職員向け学習・進路支援研修

    進路支援・学習支援力の向上

    児童養護施設の職員の方々向けに、子どもの学習支援や進路支援のために必要なノウハウやコツをお伝えします。また、教育改革や受験方法の変化、進路の多様化など、最新の教育の動向についてもお伝えし、子どもたちの教育支援に必要な知識や考え方などを理解いただけるようにします。

    HAPPY WORKSHOP

    幸福学に基づいた組織力向上

    慶應義塾大学大学院の前野隆司教授による「幸福学」に基づいた組織力向上プログラム。基本は全4回ですが、施設の状況や目的に応じて、回数・期間・人数はアレンジ可能です。職員の幸福度やレジリエンスの向上や、相互理解の促進により、施設全体の組織力を向上、円滑な運営を支援します。

    施設内イベントのサポート

    運営支援とコンテンツ提供

    施設内で地域に向けて行われるバザーやお祭りなどのイベントごと。職員の方々の負担になりがちな、準備・運営・実施のサポートを行います。また、アート・サイエンス系のワークショップや、アーティストによるライブなど、イベントごとを盛り上げるコンテンツも提供します。

  • SUPPORT PARTNER

    ワークショップやイベント出演・出展などにご協力いただいている皆様

    シンガーソングライター

    声と言葉で勇気と笑顔を湧き起こす、よく生きるシンガーソングライター。

    人の心に幸せを呼び起こす「 The Happy Reminder」として、月1回の月例LIVE以外に「会いに行く活動」で、がんばっている人たちを応援し、たくさんの笑顔を呼び起こしている。

     

    児童養護施設の子ども向けの出張ライブや、施設のイベントへの出演依頼は随時受付中。

    日本ミニチュアフード協会 代表

    ミニチュアフード制作を独学で習得し、日本ミニチュアフード協会を設立。各地での教室開講や、認定レッスンの監修など、日本のミニチュアフードの第一人者として国内外で活躍。

     

    児童養護施設の子ども向けのミニチュアフードのワークショップや、施設のイベントでのミニチュアフード販売、体験など、様々な依頼を受付中。

  • HUG for ALL 理事・主要メンバー

    これからの日本をつくる子どもたちの未来のために

    村上 綾野

    HUG for ALL 代表理事

    一般社団法人ティーチャーズ・イニシアティブ事務局

    (株)ベネッセコーポレーションにて教育や新規事業などを担当(在職中)

     

    1978年生まれ。神戸大学発達科学部にて発達心理学を学び、2000年卒業。IT企業、人材系ベンチャーを経て現職。日本元気塾第3期(米倉塾)、第4期(遠藤為末塾)卒塾。2013年から児童養護施設出身者のための奨学金プログラム「カナエール」に参画。2015年より日本財団×ベネッセの「子どもの貧困対策プロジェクト」メンバーとして「第三の居場所づくり」にも取り組んでいる。

    米倉 誠一郎

    HUG for ALL 理事

    一橋大学イノベーション研究センター特任教授

    法政大学イノベーション・マネジメント研究科教授

    Japan-Somaliland Open University 学長

    一般社団法人ティーチャーズ・イニシアティブ代表理事

     

    1953年生まれ。一橋大学大学院社会学研究科修士課程修了。ハーバード大学歴史学博士号取得。イノベーションを核とした企業の経営戦略、史的研究が専門。 『一橋ビジネスレビュー』編集委員長、アカデミーヒルズ「日本元気塾」塾長。

    宮地 勘司

    HUG for ALL 理事

    (株)教育と探求社 代表取締役社長

    一般社団法人ティーチャーズ・イニシアティブ理事

     

    1963年長崎県生まれ。1988年立教大学社会学部卒業。同年、日本経済新聞社入社。2002年、自らの起案により 日本経済新聞社内に教育開発室(現:教育事業本部)を創設し、 新聞資源を活用した教材開発に取り組む。2004年11月、教育と探求社を設立。代表取締役に就任。2012年より法政大学キャリアデザイン学部講師。

  • HUG for ALL 活動ブログ

    HFAの日々の活動や、メンバーの想いなどを発信していきます

    2018年1月21日 · 活動報告
    2018年になってはじめての勉強会は1月20日(土)。 何人かインフル疑惑や風邪などで来れなかったメンバーもいたものの、サポートメンバー含め合計28名で、学習支援先の児童養護施設に伺ってきました...
    本日実施したミニチュアフードのワークショップ。3歳〜中学生までの12人の子どもたちと施設の先生方にご参加いただき、みんなそれぞれの素敵な作品をつくっていただきました。写真は子どもたちの作品です。...
    2017年11月15日 · 活動報告
    秋は学校行事や地域行事で忙しい児童養護施設。11月は普段の第三土曜の午前中ではなく、12日(日)の午後に施設訪問をしてきました。 いつも通りの1時間ずつの学習と外遊びのあとは、HFAのワーク...
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  • 私たちの出会った子どものSTORY

    「安心できる居場所」と「生きる力」を必要とする子どもたち

    たかこ

    小学校5年生

    施設入所前は、母とその「彼氏」、幼い妹との4人暮らし。母から「あんたはバカ」「どうせ性風俗で働くんだから」と言われ続け、「私はどうせお母さんみたいになるから何をやってもムダ」と、何に対してもやる気を出さない。学校では友達もできず、先生にも邪険にされてきた。深夜に1人で歩いていて保護され、小4で児童養護施設に入所。夜にはひとり不安で泣いている日も多いが、「どうせ私は捨てられたんだ」という気持ちから、誰にも心を開くことができずにいる。

    まさあき

    18歳。就職後1ヶ月で退職し、現在は無職

    親からの虐待が原因で、10歳から児童養護施設で暮らし始める。その2年後、兄のように慕っていた職員が突然退職。この「見捨てられた」経験から、誰も信じず、誰にも本音を言わないようにしてきた。高卒後、寮付の企業に就職したが、無口で可愛げがないと先輩・上司からいじめにあい退職。住むところも仕事もなく、とりあえず貯めたお金でネットカフェで生活している。今は相談相手もいないので、これからのことは何も考えられない。

    あゆみ

    高校2年生

    生後すぐに乳児院に預けられ、児童養護施設で育つ。小さいころから嫌われるのが怖くて、周りの雰囲気を読んで行動してしまうことが多く、施設職員からは「いい子で助かる」といつも言われている。施設は子どもの入れ替わりも多く、新しく来た子に職員さんがかかりきりになるので、自分にはあまり関心を払われることはないんだと思っている。このまま施設を退所したあと、自力で生活をしなくてはいけないことはすごく不安だが、そんなことを言って施設職員に心配をかけても困らせるだけなので、何も言えない。

     

     

    ※実際の子どもたちの声をもとに、再構成しています。
    ※名前は仮名です。

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